文武両道を目指す⑩〜6月読んだ5冊〜

①アントニオ猪木自伝 猪木寛至著

怪我で試合を延期してしまい、所属している恵比寿K’sBOXに挨拶に行った際にタケイさんが温かい言葉とともに渡してくれた本。

アントニオ猪木の事をブラジル日系2世と思っているかた、とても多いのでは?

私もそうでした。

実際は力道山がアントニオ猪木を売り出すための作り話だったそう。

あの体格で純日本人!

逆に凄い。

よく偉人は苦労した人が多いと言いますが、やはり猪木さん凄かった。。。

モハメド・アリとの世紀の一戦。

様々な国の異種格闘技戦。

アウェーでは殺伐とした空気のなか、勝っても殺されるのではと思った事も。

家族でブラジルに移住した際の船上で話し。

当時のプロレスでのトレーニング。

ちょー絶!非科学的な鍛錬にもかかわらず、この身体!!

ヒンズースクワット3000回に、腕立て伏せ2000回。

トレーニングボリュームの観点から筋肥大するだけならわからんでも、
それでいて速くて強いですからね。

信じられません。

まさに想像を絶するトレーニング!

まだまだ、最新スポーツ科学もどんどん理論が二転三転するんだろうなー。

②『キングダム』で学ぶ乱世のリーダーシップ 長尾一洋著

キングダム。

秦の始皇帝の物語です。

独立してからは一切読まなくなりましたが、結構マンガ好きでした。

このキングダムももちろん読んだ事があります。オススメ。

今回はマンガじゃありませんがw

リーダーのあるべき姿。

マンガのストーリーと併せて解説されています。

前回まで3冊読んだ安藤広大氏の著書とは全く違います安藤氏の本は極限まで合理的。

このキングダムのリーダー像はどちらかというと京セラの稲盛和夫さんに似たリーダー像。

合理性だけでなく、人間の温かみを感じさせるリーダー。

常にリーダーは、非情合理力と部下愛育力という矛盾の両立に悩まなければならない。

わたしがなりたいリーダーはどちらかと言うとこっちだなー。

どちらも参考にガンガン成長するぞー!

③マラソンは最小限の練習で速くなる! 中野ジェームズ修一著

元メンバーT様がオープン当初にプレゼントしてくれた本。

当時、トレーナーとして現役のAトレーナーと死ぬ程走って、ランニングには辟易していた頃。

全く手をつけずに本棚に眠っていましたm(_ _)m

今回の怪我でのリハビリでロードワークから開始する計画を立てるべく、情報収集のためのインプット!
※まだあと2週間は運動禁止でインプット( ; ; )

 

「心拍トレーニング」を取り入れようという本。

Aトレーナーと当時さんざん行った心拍トレーニング。

当時心酔していたコーチの指導で最大心拍200で設定して取り組んでいました。

その95%以上(190拍)に追い込んで、って練習を繰り返していました。

そのコーチ曰く、一流は出力が高いから最大心拍数も年齢関係なく高いとかなんとか。
(本当は220-年齢という立派な公式がある)

当時の私の安静時脈拍が38くらい。

ランのタイムも現役のAトレーナーより速かったにも関わらず、
心拍数はいっくら追い込んでも178とか、180とか。

いつも死にそうでした。

もう心拍トレーニングはこりごりw

”さしてシンドくもなく、目標達成できる心拍ラン。”

この本には書かれています。嘘つけ!!!w

※ってツッコみたくなりましたが、本当。とっても良い本でした。

当時から知ってはいた「カルボーネン法」

心酔の呪縛から解放されて改めて読むと、なんと合理的な方法でしょう!

「カルボーネン法」では年齢だけでなく、安静時心拍数という個人差も計算式に含まれている。

年齢だけでなく、鍛えられた心臓の徐脈までも考慮されたこの計算式はかなり信頼できる数字になります。

目標心拍数=(最大心拍数安静時心拍数目標強度+安静時心拍数

私は当時いくら頑張って死にそうになっても180拍が限界でした。

たまにイケて182とか3とか。

なんてことはない。180拍は私にとっての96%ですから(゚д゚)!

190拍目標が如何にナンセンスだったのかが分かります。

ランが解禁されたら早速カルボーネン法を実践するぞー!!

④孫子の兵法 守屋洋著

以前も読んだ、孫子。

今回読んだ、この守屋さんの孫子でより知識を深められました。

孫子の兵法での原文と実際に起こった戦争での出来事を孫子の兵法と併せて解説されています。

実際の太平洋戦争でのエピソードなどを元に解説されているので、私にもとてもわかりやすかった!

「兵は多きを益とするにあらず」

兵が多けりゃ良いって問題ではなくて、一致団結がなされているか。

軍律が普段から徹底されているか。

厳しい軍律と温情の両面があるか。

まさにキングダムで学んだリーダーシップです。

この本では司馬穣苴が軍律を破った上官をその場で即切り捨てた事で、
隣国が恐れるほどの”統率された軍”を作ったエピソードが紹介されています。

流石に切り捨てる事は出来ませんが、規律に対する厳しさは学んでいきます。

⑤菜根譚 守屋洋著

また中国書籍!深掘りの為、固め打ちです。

これは書道の先生をしていらっしゃるメンバーS様のおすすめ書籍。

ザーっと全体を読んだのですが、

まさに人生の指南書。

常に枕元に置いて、事あるごとに読み返したいと思います。

「わき道にそれず、常に大道を。」

「逆境や貧困は、人間を鍛える熔鋼炉のようなもの」

肝に銘じて突き進んでいきたいと思います。

この本で、かなり心の活力を充電することが出来ました。

やはり、本も出会いなんだなぁー。

初志貫徹!!!

怪我で身体を動かせない今、しっかり出来る事を積み上げるぞー!!

以上!

ただただ暑苦しい宮本でした。m(__)m

 

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