スクワットはケツが地面に着くギリギリまでしゃがむんだ!
知っている方も多いのではないでしょうか。
スクワットの神様。
トム・プラッツ氏の言葉です。
このトム・プラッツ氏の言葉には、”間違いなく努力を結果₍筋肉₎に結びつける。”
そのすべてが詰まっています。
可動域いっぱい。
フルレンジでトレーニングする事がなぜ基本なのか。
過去記事でも紹介しました。トレーニングには原理原則があるってはなし。
この原理原則からいって、やはりフルレンジは大の基本!
解説していきますね。
過負荷の原理とフルレンジ。
過負荷とは少しづつ負荷を高めていくという事。
例えばスクワットで100㎏を10回出来たから105㎏にして10回!
過負荷なってますよね。
しかし、この時の膝関節角度が100㎏の時は90度だったのが、105㎏にしたら浅くなっていた。
なんて時はどうでしょうか。
これはしっかり過負荷が出来ていますか?
関節角度が浅くなってしまうと、筋肉の緊張時間も仕事量も変わってしまいます。
それだと同じようなトレーニング効果は(._.)望めませんね(._.)
はい、そうです。
フルレンジにしましょう。
特異性の原理とフルレンジ。
トレーニング効果はそのトレーニングに限定的というのが、この特異性の原理です。
例えばスクワット。
日常生活を快適にすべく取り組んだとしましょう。
こつこつ頑張って100㎏まで立てるようになりました。
しかし、しゃがみがめちゃ浅い。
この方は、日常生活を快適に過ごせるようになったでしょうか。
座敷での宴会。
和式便所。。
コンビニ前で一服。。。
はい、そうです。
この浅いスクワットではヤンキーの先輩に対する挨拶でしか役に立たないでしょう。
これも、やはりフルレンジですね。
浅いスクワットがいくら強くなったところで、ヤンキーの挨拶以外の、日常動作改善には全くつながりません。
漸進性の原則とフルレンジ。
徐々に負荷を高めていかないと筋肉付かないよー。
という原則。
過負荷の原理と同じ視点になってしまいますが、、、
今度はベンチプレスで考えてみましょう。
いつも胸にバーが付くまできっちりフルレンジで100㎏を10回行っていたA氏。
重量への渇望から105㎏を10回にチャレンジしました。
バーがつくまで降ろしていましたが、最後の1回は少し浅くなってしまいました。
そんなA氏。今では120㎏で10回もベンチプレスが出来ます!
今ではバーが胸まで降りる事は一度もありませんが。。。
冗談のように聞こえるかもしれませんが、実際に目にする光景です。
どうしたらこの問題が防げるでしょうか。
はい、そうです。
フルレンジです。
スクワットはケツが地面に着くギリギリまでしゃがむんだ!
※変形性膝関節症など可動制限がある方は別です。
ラットプルダウンもバーを鎖骨まででしたね。
これから運動を始めようとご検討の方も、ぜひご参考にしてみてください!
せっかくトレーニングをするなら効率よく!
尚且つ継続できる運動習慣をエベレストで身につけましょう!!