筋トレすると遅くなる?
以前のブログ。
筋肉の形状とその特性。
読んでくれました?
https://everest-fitness.jp/fitness/21256/
強い力を出すことに特化した羽状筋と、速く収縮出来る紡錘状筋があるんでしたね。
今回も。さらに細かい単位の”筋繊維”(遺伝に左右される速筋、遅筋の比率等)にはフォーカスせずにこの筋肉の形状から考察します。
筋トレすると遅くなる。は本当か?
私の経験から言わせていただくと、まず間違いなく遅くなる。
私は高校時代は野球部でした。昔から速筋型で100m走は、11秒台。日体大の入試では走力があったから合格出来たと言っても過言ではありません。
昔からスピードとパワーにはすこぶる自信があったのですが、ベストボディ挑戦で筋力向上に特化したトレーニングを積んで、久々にボクシングに復帰すると、そこには速く動けない自分がいました。
筋力×速度=パワー
この普遍の概念から、出来得る限り高めた自身の筋力なら、まず間違いなく過去イチ強いパンチを打てると思っていたんです。
しかし、筋力を高めて行くとある落とし穴があったんです。筋力を高めると起こる2つの変化です。
1つは筋肥大。
筋横断面積の増大です。
筋力は筋横断面積に比例する。
これは有名な、事実としてあるゆる書籍に書かれる事実ではあります。
筋肥大によって筋力が向上。
しかし、完全に筋力はこれ1つだけで片付けられないんです。
もう1つは羽状角の増大。
これが、速度低下を引き起こす原因です。
完全に見落としていました。
羽状筋は筋繊維の収縮と筋肉の収縮がイコールではありません。
羽状筋は筋線維の収縮方向と筋肉の収縮方向が一致しません。
よって筋繊維の収縮に対して、筋肉全体の収縮にロスが生じるんです。
羽状角の増大とはその特性が更に大きくなるという事です。
↑上の図を見ていただくとわかるように、羽状角が大きくなるほど、筋繊維の収縮方向と筋肉全体の収縮方向に差異が生まれます。速度のロスが生まれて”遅くなる”ことは一目瞭然かと。
筋トレしても遅くならないために。
まず、初心者からはじめた方は全く気にしなくて大丈夫です。
速度低下が起きるのはよっぽど、特化した場合のみかと思われます。
何事もしすぎは良くないんですね。
ちなみに速度低下した私は週6日のウエイトトレーニングを2〜3年。
ベンチプレスは145kg。デッドリフトで230kg。スクワットで190kg。
かなり偏って。笑
熱を入れて取り組んだ結果です。
どの程度から速度低下が起きるのかは定かではありませんが、気をつけて。
ボクシング、キックボクシングを並行して行うエベレストフィットネスの皆さまはきっと大丈夫。^_^
皆様がエべレストで行う高強度のトレーニングとキックボクシング等の瞬発的トレーニングを同日に行う手法は、
コンプレックストレーニングと言い、スピードとパワーを最大限に高める手法です。
ね、エベレストフィットネス最高でしょう^_^
本格的な筋トレだけでなく、是非グループレッスンやマンツーマンでのミット打ちサービスを存分に楽しんで下さいね^_^
私のような筋トレに偏ってしまった失敗はけっしてしないよう、メンバー様には最高に楽しいグループレッスンを提供してまいります^_^
おわりに
「マッチョは動きが固い」
「筋肉つきすぎて遅い」
こういった意見に対して、悔しいですが、ある程度、的を得ているなぁ。ってのが現在の私の知見です。
筋力向上!
何キロ持ち上げた!
に注力するのは良いですが、柔らかい視点も持ち傾倒しすぎないように。
自身への戒めも込めてw
パワーリフターを目指すのでしたら、もちろん重量にこだわって構いません!
むしろそういう競技ですからね(^^)/
が、動けるカッコいい身体を目指すのであれば話は別です。
是非、私の失敗もご参考に^_^
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ですが、長く健康でいるためには運動が不可欠です。
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